ブランドへのファンを増やす!ワッフルケーキ専門店が行った集客と新しいファンの獲得方法 【futureshop×EC Booster事例】

ワッフルケーキブランド「エール・エル」EC・ネットショップ運営お役立ち資料ダウンロード

新保哲也アトリエは、1989年5月に建築家である新保哲也氏が開設した一級建築士事務所です。

今回は、新保哲也アトリエが展開するワッフルケーキブランド「エール・エル」様のインタビュー。
自社EC運営・EC Boosterの導入・今後の展望について、販売グループ通販課の田中裕子様、和田真琴様に、Googleショッピング広告を最適化する「EC Booster」の提供元である株式会社フィードフォースさんから聞いていただきました。

「自分が〈ぜひ行きたい〉と思える空間を創りたい」建築事務所が始めたワッフルケーキ専門店

ー エール・エル様の概要について教えてください

エール・エルは1991年から始まったワッフルケーキの専門店で、建築家である新保哲也が「自分が〈ぜひ行きたい〉と思える空間を創りたい」という想いで始めたブランドになります。

新保がヨーロッパを訪れた際に、人々が日常的にワッフルを楽しんでいる光景を見たことが、エール・エルの原点となっています。
エール・エルでは「ワッフルのある生活」を提案し、より多くの人々にワッフルのおいしさを伝えていきたいと考えています。

「エール・エル」というブランド名は、フランスのガラス工芸家ルネ・ラリック(René Lalique)に由来しています。
彼は素材や技法を工夫しすることで、高品質な香水瓶や食器を低価格で提供することに成功した人物です。
ルネ・ラリックのイニシャルをブランド名として掲げたエール・エルのワッフルには、高品質なものを低価格で提供し日常のものにするという、彼のものづくりの精神が受け継がれています。

エール・エルでは、商品の企画、製造から販売まで自社で一貫して行うことで、質の高いワッフルを低価格にて提供しています。
またブランドコンセプトを一貫して表現するため、お客さまにお渡しする情報誌や店舗のディスプレイも自社で企画・製作しています。

店舗については、空間をデザインするプロである建築家としての視点と、空間を使うお客さまとしての視点を重視し、黒と赤を使った独特の店舗デザインを採用しています。

エール・エルの店舗外観。黒と赤を基調とした店舗で世界観を表現(左)/「エール・エル」のワッフル(右)

今でこそスイーツの箱に黒を使用することは一般的になりましたが、創業当初は黒を梱包に使用するブランドはエール・エル以外になく、批判を受けることもありました。
しかし、日本人の感性で生み出す「日本のワッフル」を大事にするエール・エルでは、昔の日本家屋でよく用いられた黒塀の墨色と、赤いロゴマークこそが、彩り豊かなワッフルにふさわしいと考えています。

創業以来、多くのお客様にご愛顧いただき、今では全国各地に実店舗を開きつつ、自社ECとモールでオンラインショップを展開しています。

お客様の体験を重視するエール・エルが自社ECを開設した背景とは

ー エール・エル様が自社ECを開設した経緯を教えてください

エール・エルで自社ECを開設したきっかけは、お客様からのお声をいただいたことがきっかけです。
店頭での販売しか行っていなかった頃に、多くのお客様から「通販はやっていないの?」とご質問をいただいておりました。

ブランドの世界観を表現した店舗を展開しているので、元々は通販はやっておりませんでしたが、お客様に喜んでいただけるのであれば、ということで自社ECを開設いたしました。

ー ECの運営はどのように行っていらっしゃいますか

自社ECサイトの他にモールへの出店も行っており、各サイトにつき一人が運用を担当しています。

サイトトップのカルーセル画像でコミュニケーション

自社ECのトップでは各種企画を展開、特にSNSとの連携施策に注力しブランドのファンになってくださるお客様とのコミュニケーションを設計

運用は基本的には社内で行いつつ、各モールのEC担当様に相談したり、委託しているコンサルタント会社様からのアドバイスを受けたりしながら施策を行っています。

ー 自社ECの集客はどのように行っていらっしゃいますか

今まではアフィリエイトやメルマガでの集客が主でしたが、最近ではLINEやInstagramなど、SNSでの集客にも注力しています。

ただ、広告運用には十分な時間を割くことができず、目標としているレベルの集客が取れない状態が続いていたため、どのような施策を行うべきか悩んでおりました。

EC Booster導入の経緯と新しい発見とは

ー EC Booster導入の経緯を教えてください

自社ECの運営を改善していきたい、という想いがありEC Boosterのセミナーに参加いたしました。
その際に「Googleの検索結果の最上部に画像付きで表示される」「手間がかからずに導入できる」といった説明を聞き、興味を持ちました。

エール・エルでは商品画像にもこだわっているので、商品画像が検索結果最上部に表示されるGoogleショッピング広告は、エール・エルの魅力を伝えるために適切な方法だと感じました。

ただ、以前にGoogle含めてウェブ広告をいくつか試したのですが、手間がかかる割に成果があまり良くなかったという経験がありました。
そのため、どれだけ効果が出るのかな?と半信半疑で導入しました。

ー 実際にEC Boosterを導入してみていかがでしたでしょうか。

思っていたより広告成果が良くて、非常に満足していますし、驚いています。
広告での集客でこんなに効果が出たことはありませんでした。

また、事前に説明を受けていた通り、時間が経つにつれてGoogle広告の学習が進んでいるようで、毎月徐々に広告成果が改善していることも嬉しいです。

ー EC Boosterが自社EC運営にもたらした変化はありますか

ちょうど自社ECの運営を強化していこう、ということを社内で検討していて、方針の一つとして法人向け販売の強化を検討しています。

EC Boosterでは検索キーワードレポートが提供されているので、確認したところ職場での需要に関連した検索キーワードが、非常に多いことがわかりました。

EC運営の方針の根拠をEC Boosterを通じて得られたことは非常に満足しています。
検索キーワードレポートにはお客様の要望が表れていると思うので、今後も確認して自社EC運営に活用していきます。

「ワッフルのある生活」を広めるために

ー 今後の自社ECの展望を教えていただけますでしょうか

エール・エルでは、季節ごとのスイーツの需要を、新しいお客様に出会う機会と捉えて重要視しています。
これからハロウィーン、クリスマス、バレンタインデー、ホワイトデーと重要なイベントが続きますので、EC Boosterを活用して自社EC経由での売上を拡大していきたいです。

また、新しいお客様に出会う、という意味では「コロコロワッフル」など商品名以外の検索キーワードからの集客と売上を増やしていきたいと考えています。

そのためには、EC Boosterの検索キーワードから得られるデータは非常に重要で、商品の見せ方やサイト内企画、会員施策などの方針を決めることに活用できると考えています。

LINEの画面

毎月発表する新作ワッフルは、SNSでお客様にご案内

新規ユーザーを集客していかにエール・エルのファンになっていただくか、自社ECが担うべき役割の中心をEC Boosterにお手伝いいただきたいなと考えています。

最終的にファンになっていただくことが重要なので、弊社ではSNSの運用やLINEアカウントの活用を推進していく方針です。

お客様に継続して購入してもらうための仕掛けに関して、悩んだらfutureshopやEC Boosterのカスタマーサクセスチームの方に相談させていただけているのもとても助かっているので、今後も継続していきます。

ー さらにEC Boosterに期待することはありますか

過去の経験から広告施策に懐疑的でしたが、EC Boosterのおかげで広告施策は有効だということがわかりました。
まずは各種季節のイベントでの自社ECの売上を増やしていくところを、一緒に進めていければと思います。

長期的には、Googleショッピング広告だけでなく他の広告媒体も自動化して提供していただけると、より自社EC集客が強化されるので期待しています。
購入率やリピート率の改善については弊社で頑張るべきところですが、今後も検索キーワードの内容に基づいて適宜相談させてもらえると助かります。

ー 今後も自社ECの新規ユーザー集客からリピート率改善までサポートできればと思います。貴重なお話ありがとうございました。

※この記事は2019年8月に実施したインタビューに基づいて作成。EC boosterの事例紹介を、E-Commerce Magazine用に再編集したものです。事例の内容は掲載時点のものです。
※オリジナル記事はこちらから。

▼futureshopなら EC Booster と簡単に連携可能!

▼ EC Boosterについて詳しく知りたい方はこちらから。

▼ futureshopはインスタグラム、LINE連携などファンを獲得する昨日も充実!
関連機能はこちらから。

▼その他のショップ様成功事例は「自社EC成功事例カテゴリー」から読むことができます。

この記事が気に入ったら、いいね!で応援お願いします!