徹底解説!自社ECをサポートし成長に伴走する!EC Boosterを通じたGoogle ショッピング広告活用

日々のEC運営において、業務範囲の広さに直面して困っているEC担当者は多いのではないでしょうか。
業務の範囲が広いだけでなく、ウェブやITの専門的な知識が必要な領域も多く、勉強しなければいけないというプレッシャーも負担ですよね。
売上を増やしていきたい、となると業務効率化の検討も難しく、業務過多が常態化してしまっている方もいらっしゃるでしょう。

そこで本記事では、EC運営における集客をテーマとして取り上げ、EC担当者をサポートしながらECの成長を実現することができる【Googleショッピング広告】をご紹介いたします。

本記事が、EC運営に悩まれている多くの方の手助けになれば幸いです。
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EC運営における集客業務

Googleショッピング広告の話しをする前に、まずはEC運営業務と集客の重要性について簡単に整理をしましょう。
EC運営業務として多くの方が下記のような業務に直面されているかと思います。

  1. 商品企画・仕入れ
  2. 集客・販促
  3. サイト制作・デザイン
  4. 受注・決済・発送
  5. お問合せ対応

例えば10人以上のような大きなチームでECを運営されていれば、分業体制が確立されているでしょう。
しかし、多くのEC事業者の運営体制としては、1人あるいは多くても3~4人くらいの少人数チームかと思います。
そのため、どうしても1人の業務範囲が広くなり、多様な業務に取り組まれているのが現状ではないでしょうか。

自社EC運営に悩む担当者

ECの売上や利益を増やしていくためには、業務負担を減らすことは常に検討事項になるはずです。
例えば、優先順位を決めて重要な業務に注力するとか、あるいは業務の自動化を図る、などですね。
利益拡大を見越して人を採用する会社もあるでしょう。

もちろん上記のようなことを考えることは非常に重要です。
しかし、具体的に業務改善を検討するためには、手段ではなく対象から考える方がオススメです。

対象から考えるというのは、例えば集客の負担を減らそう、とか発送を効率化しよう、などのように、
対象となる業務から考えるということですね。

EC運営業務には、自社で実施する必要がないものも多くあります。

例えば集客は広告代理店に、サイト制作やデザインは制作会社にお願いすることができます。
一部の業務は外部に委託することが可能であり、委託も含めて適切な選択肢を検討するために、対象から考えることが重要となります。

集客業務の重要性

集客は、外部委託が検討されやすい業務だと思います。既に広告代理店やECコンサルとお付き合いのある方も多いでしょう。
ここでは、改めてEC運営における集客業務について考えてみましょう。

ECの幅広い業務に関して、より売上や利益を増やしていくために施策を実施したとします。
例えば新商品を掲載するとか、キャンペーンの告知を行う、などですね。
こういった施策を実施した場合に、効果の検証はどのように行っていらっしゃるでしょうか。

こちらに3パターンの数字を用意しましたので、どの数字を一番信頼するか、考えてみてください。


①サイト来訪者100名 購入件数1件 購入率1%
②サイト来訪者1,000名 購入件数10件 購入率1%
③サイト来訪者10,000名 購入件数100件 購入率1%

全て購入率は同じですが、サイト来訪者数と購入件数が異なります。
多くの方が③の数字を信頼するのではないでしょうか。

サイト来訪者数が多ければ購入率は信用できる数値になりますし、一方でサイト来訪者数が少なければ1件の購入の増減で購入率は大きく変動しますので、信用できる数値とは言えないでしょう。

EC運営におけるどのような業務であっても、ある程度のサイト来訪者数がある状況で実施しないと、施策の成否の判断は難しくなります。
そういった意味でEC運営において集客は非常に重要であり、常に施策を実施する必要があると言えます。

集客の注目トレンド

モバイルシフト

集客を委託するにしても自社で負担するにしても、最近のトレンドを把握して集客施策の効果を最大限発揮できるようにしましょう。
集客のトレンドとしておさえて欲しいポイントは2つです。

トレンド【1】ユーザーのウェブ上での行動変化

モバイルシフトと言われて久しいですが、今や検索閲覧行動の大半はモバイルとなっています。
これは日々EC運営に携わっている方が一番実感されていることでしょう。

モバイルでの検索閲覧行動が増えたことで重要なのは、ユーザーが待てなくなっている、ということです。
Googleが実施したモバイルサイト調査によると、ページ読み込み時間が5秒を超えると、90%のユーザーが閲覧を止めて直帰するそうです。

出典 : Think with Google 『Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed』

ページがすぐに更新されないと、ついつい戻るボタンを押してしまうことは、多くの方に実感があることかと思います。
この「待てないユーザー」に対して、適切なアプローチをとっていく必要があります。

トレンド【2】プラットフォームの変化

Googleをはじめとして多くの広告プラットフォームが、商品画像を活用した広告枠を増やしてユーザーとのコミュニケーションを設計しています。

Googleショッピング広告

Facebookダイナミック広告

LINE Dynamic Ads

Yahoo!ディスプレイアドネットワーク 動的ディスプレイ広告

これまではサイトやブランド単位での広告が中心であったことを考えると大きな変化です。
これからのウェブ広告を攻略するためには、商品単位のクリエイティブまでこだわってECを運営する必要があるということです。

一方で、既に商品画像にこだわってECを運営している方にとってはチャンスでもあります。
ウェブ上で待てなくなっているユーザーに対して、短い時間で適切に魅力を伝えられる商品画像を用意することができれば、購買行動を促すことができるでしょう。

Googleショッピング広告ご紹介

集客トレンドを踏まえたうえで、続いてGoogleショッピング広告をご紹介いたします。

Googleショッピング広告の最大の特徴は、検索結果に画像付きで表示できる唯一の広告フォーマットである、ということです。
ウェブ上の待てないユーザーに対して商品画像でコミュニケーションを取ることが重要、と前節でご紹介いたしましたが、まさに直近のトレンドに沿った広告枠ということですね。

特にモバイルの画面上では半分がGoogleショッピング広告となりますので、目に留まりやすくクリック率はテキスト広告よりも非常に高くなります。

また、Googleショッピング広告ではクリックした後のリンク先が商品ページとなります。

ユーザーの購買体験として考えると、気に入った商品のショッピング広告をクリックしたらすぐに商品ページにたどり着き
そのまま購入ができるため、非常にスムーズであると言えます。

そのため、購入率についてもテキスト広告よりも高くなる傾向があります。

Googleショッピング広告を始めるには

非常に効果が良いGoogleショッピング広告ですが、配信するためには下記の準備が必要となります。

 

  1. データフィード
  2. Googleマーチャントセンター
  3. Google広告

 

① データフィード

データフィードとは商品データをやり取りする仕組みのこと。

Googleショッピング広告はECの商品データを活用した広告枠となるので、その商品データをまずは用意する必要があります。
詳細はこちらのGoogle広告ヘルプページをご覧になっていただければと思いますが、詳細に規定された仕様に沿ってデータを用意する必要があります。

基本的には商品ページの内容をデータフィードとして用意すればよいのですが、そのままでは規定に沿わない可能性があるため、
しっかりとGoogle広告ヘルプページとデータフィードの内容を照らし合わせる必要があります。

無事にデータフィードが用意出来たら、続いてGoogleマーチャントセンターに。

② Googleマーチャントセンター

Googleマーチャントセンターにデータフィードをアップロードします。
Googleマーチャントセンターでは商品情報の審査が行われます。

まずは前節でご紹介したGoogleにおけるデータフィードの規定に沿っているか審査が実施されます。

規定違反があった場合は審査に落ちるため、改めてGoogle広告ヘルプページとご自身で用意したデータフィードを見比べて、問題のある箇所を特定し修正する必要があります。

無事に規定違反を解消したら審査に通過するわけではなく、その他にもGoogleではこちらのヘルプページに記載のあるとおり、法律に準拠して広告に使用可能な商品情報のポリシーを定めています。
このポリシーに抵触する商品がないか、Googleマーチャントセンターでは審査が実施され、無事に通過した商品が広告配信に使用されます。

正しくデータフィードを構築できていない場合は商品情報が適切にGoogleに伝わらず、ポリシーに違反しない商品についても審査に落ちる可能性があります。
その場合は、ヘルプページから抵触している可能性のある項目を調べて、自社の商品がポリシー違反ではないことをサポート宛に申し立てる必要があります。

最後に、Googleマーチャントセンターの審査が通過したら、そのデータフィードを次にGoogle広告のアカウントに連携します。

② Google広告で配信

Google広告のアカウントでは、データフィードを使ってショッピング広告のキャンペーンを作成したり、
広告の成果計測のためのタグを発行するなどの準備が必要
となります。

これらの準備が完了して、ようやくGoogleショッピング広告が配信可能となります。
だいたい配信開始までに必要となる日数は30日前後を目安としてください。

これらデータフィードやGoogleマーチャントセンターの準備は、専門であるウェブの広告代理店でも時間的・技術的な負担が大きく、対応が難しいことがあります。
初めてGoogle広告に取り組まれる方ですと、データフィードの審査に通過することができず、配信開始までたどり着かずに挫折される方も多くいらっしゃいます。

無事に広告配信が開始したら、続いて日々の広告運用が必要となります。

Googleショッピング広告では広告成果を改善するために、Google広告の数値だけでなくデータフィードの内容やGoogleマーチャントセンターの通知もチェックする必要があります。

Googleショッピング広告の配信の仕組みとは

そもそもGoogleショッピング広告の配信の仕組みは、ユーザーが使用した検索語句とGoogleマーチャントセンターにアップロードされた商品情報の関連性に基づいて、広告が配信されます。
例えばユーザーが「メンズ ジャケット 通販」と検索した場合、商品名や商品説明文に「メンズジャケット」という文言が含まれている場合に配信されやすい、ということですね。

そのため、購入に繋がりやすい特定のキーワードへの広告配信を増やす、などの広告成果の改善施策は、必ずデータフィードの改修とGoogleマーチャントの審査チェックが必要となります。

例えば「メンズ ジャケット ネイビー」のような色を含む検索キーワードからの購入率が高い場合は、
ネイビーの商品の商品名と商品説明文に「ネイビー」といった色のキーワードを追加する、という施策が有効となります。

色のキーワードをデータフィードに追加したら、再度そのデータフィードをGoogleマーチャントセンターにアップロードし審査にかける必要があります。

このように、通常のGoogle広告のように広告の配信結果だけを見ていればよいわけではないため、広告配信を開始してからの運用負担も大きくなりがちなのがGoogleショッピング広告です。

外部パートナーなどを検討すべき見極めは?

準備から運用まで、時間的にも技術的にも負担が大きい広告枠ですので、
下記に当てはまる方は外部パートナーやツールの活用を検討することをオススメいたします。

  1. 広告運用が初めて
  2. 業務負担を追加する余裕がない
  3. 商品点数が100点以上ある

Googleショッピング広告の魅力

負担は大きいですが、Googleショッピング広告には効果が良いというだけではない魅力があります。
それは、広告配信結果のデータを取得してEC運営に活用できるということです。

Googleショッピング広告はいわゆる検索連動型広告の一種となり、ユーザーの検索行動に合わせて配信されます。
どのような検索キーワードに広告が配信されたのか、クリックされたのか、購入されたのかといったデータは、全てGoogle広告から取得することが可能となります。

それらのデータはEC運営の多様な業務に活用できます。

まずは、表示回数を見てみましょう。

思ったように表示回数が伸びなかったり、狙ったキーワードで表示されていない場合は、
商品ページに改善の余地があると考えましょう。
データフィードは商品情報から構成されていますので、商品ページでどのようなキーワードを使用しているのか、改めて確認する必要があります。
広告を表示したいキーワードが商品ページに含まれているか確認し、必要に応じて修正したら、データフィードの更新も進めましょう。
商品ページの改修によって、表示回数が改善されるはずです。

次は、クリック率を見てみましょう。

クリック率が商品によって異なった場合、ショッピング広告におけるクリック率は商品画像の魅力度合いと考えられますので、商品画像の改善を検討しましょう。

クリック率が低くて気になる検索キーワードについては、実際にご自身で検索してみることをオススメいたします。
競合と自社のショッピング広告が並んだ状態で、改めて自社の商品画像を評価してみましょう。

競合の商品画像にも必ず良いポイントはあるはずなので、参考になるポイントを発見したら、自社の商品画像に取り入れてみるのもよいでしょう。
画像の改善は手間がかかりますが、次第にクリック率が改善していくはずです。

売上に大きく影響を与えるのはキーワードからの購入率。

狙ったキーワードからの購入率が低い場合は、クリック率が低い場合と同様にご自身で検索してみましょう。
競合の商品ページや購入導線、サービスなどを確認することで、購入率が低い要因が見つかる可能性があります。

もし商品ページの情報に明らかな違いがあれば、ユーザーが購入をためらう要因の可能性が高いため、早めに商品ページの改修を進めましょう。
あるいは、思いもよらない検索キーワードの購入率が高い場合は、新しい売れ筋商品が発見できるかもしれません。

例えばメルマガやサイト内企画などに展開することで、広告以外からの売上も増やしていくことが可能となります。

Googleショッピング広告のデータに基づいたEC運営は、商品情報をはじめとして自社ECの情報の拡充を進めることになりますので、自然とGoogleショッピング広告以外からの売上も増えていきます。

このように上手く活用することができれば、Googleショッピング広告を起点とした自社ECの成長の好循環をスタートすることができ、EC運営を大きく前進させられるでしょう。

Googleショッピング広告オススメの導入方法 EC Boosterとは

非常に効果が良くEC運営に好循環を生み出すGoogleショッピング広告ですが、導入が大変ということで悩まれている方も多いでしょう。

そこで本記事では、Googleショッピング広告を簡単に導入できるEC Boosterというサービスをご紹介いたします。

EC BoosterはGoogleショッピング広告をより多くの方にご活用いただきたい、という想いから開発されたサービスとなっており、
EC担当者の負担を削減する工夫がたくさんあります。

EC Boosterでは、futureshopと連携することでGoogleショッピング広告の配信に必要となる

①データフィード
②Googleマーチャントセンター
③Google広告

この全てを自動で用意いたします。

EC担当者はお申込みの際に
①連絡先
②ショップ情報
③請求先情報

の3ステップを登録するだけ、最短5分で設定完了という非常に簡単なツールになります。

広告配信開始後も、広告に関わる業務負担はほとんどございません。
日々の広告運用はEC Boosterでは完全自動化されており、管理のため必要な業務はございません。

本記事でご紹介したような広告成果改善に向けた施策も含めて全て自動化されているため、EC運営業務に集中していただくことが可能となります。

また、集客以外のEC運営施策をサポートするための機能として、EC Boosterでは検索キーワードレポートを提供しています。
全ての検索キーワードについてクリック率や購入率といった数値が確認できるため、商品ページ改修のヒントが見つけられます。

検索キーワードに基づいて商品ページを更新した場合、EC Boosterでは商品情報を毎日自動でfutureshopから取得して更新されるため、翌日からの広告成果にすぐに反映されます。
広告成果も毎日更新してダッシュボードで提供しているため、EC運営施策が広告に与える影響をリアルタイムに確認しながら次の施策を検討することが可能となり、各種EC運営施策のスピードと質が向上するはずです。

導入に際しての費用負担も小さくしており、初期と月額の固定費用は無料で、最低日予算1,000円からご利用いただけます。
日予算の変更や広告配信のオンオフはいつでも管理画面から変更可能ですので、広告予算や繁忙期などに合わせてご活用いただけます。

ご登録いただいたお客様には、広告配信の要望についてアンケートを実施しており、ご要望に沿った広告配信を実現しています。
カスタマーサクセスチームが常にお客様のお問合せに対応しており、お困りごとはいつでも相談が可能です。

既にfutureshopでも数十社での導入実績があり、活用事例も多く公開されています。
気になる方はぜひEC Booster事例ページをご覧ください。

▼導入実績はこちらから

EC Boosterを通じてGoogleショッピング広告を利用していただき、自社ECの成長を実現していただければと思います。


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