【MA/CRM連携サービス】どう選ぶ?!ー自社にちょうどいいサービスの選び方のヒント
- 2023.01.172024.08.22
futureshopで新機能や新サービスの企画や連携を手がけている部署からの発信です。
※本記事は2023.01現在、futureshopご利用店舗様がご導入される場合を前提とした記事になります。
futureshop以外のECシステムをお使いの場合は、実現できる機能などに差異がございますので、あらかじめご了承ください。
先日、【定期的なバージョンアップだけ、じゃない!futureshopは豊富な連携サービスで拡張性は無限大。】にて、futureshopが連携するアライアンスサービスの全体像をご紹介しました。
すでに連携しているサービスは100以上。連携準備中のサービスは50以上。
しかも、「新規獲得」から「リピーター育成」、さらにはバックオフィス系まで、欲しい時に欲しい機能だけ、すぐにご利用いただける幅広いサービス連携を日夜進めている、ということをお伝えさせていただきました。
今回からは、各サービスについてより詳細にご紹介していきますが、まずは、その道一筋20年を越す担当者が目利きをしているMA/CRMサービスについて、一挙に見ていきたいと思います。
目次
MA/CRMってなに?
そもそもMA/CRMを導入するメリットが分からない、何をするものなの?という方は、以下の記事が参考になります。ぜひご一読ください。
いずれの記事でも繰り返し述べられている重要なポイントがあります。
その点だけ復習しておきましょう。
✔︎Point1
短期的な利益を得ることだけに意識を向けるのではなく、あくまでも「顧客との長期的な有効関係の構築」を目的とすることが重要。
✔︎Point2
MA/CRMシステムの導入は、単にコミュニケーションを自動化するのではない!
熱烈なファンを醸成するために、行うべきCRM施策を明確にし、それが実現できるツールを選ぶこと。
この2つの重要な観点を念頭に、futureshopが連携するMA/CRMシステムを見ていきましょう。細部の機能にこだわらずに、ビジネスの規模と中長期的な成長戦略のために、参考となるポイントをご紹介していきます。
機能的な詳細は、サービスサイトで紹介していますので、各社ロゴ、もしくは「サービス紹介」のリンク先より確認してください。
以下、便宜的に大きく価格による分類を行ったうえで、
各ツールの特長をご説明しております。並び順は、五十音順です。
【とにかく手軽!続けやすい!】
基本的な施策からPDCAをどんどんまわして、精度を高めるMA/CRMツールなら
CRMに初めて取り組むという店舗様は、「顧客との長期的な有効関係」がどのような形であるか、自社のお客様に最もよく響く関係性はどのような形であるか、手探り状態ではないでしょうか。
そんな時に最も重要となるのは、様々な施策を試行錯誤し、PDCAを常に回すこと。
そして、自社に最適な「行うべきCRM施策を明確に」し、さらにブラッシュアップさせることかと思います。
このフェーズで求められるのは、使いきれないほどたくさんの機能や専門的な知識が求められる複雑な機能、では「ない」はずです。
シンプルに、「管理画面の使いやすさ・操作性」「施策から売上がどれだけ上がったかの、分かりやすい効果表示」ではないでしょうか。
アクションリンク for futureshop
過去数千回のPDCAでリピーター獲得に効果的と証明された「鉄板シナリオ」をあらかじめインストール済みなので、すぐにリピート売上増加につながったとのお声も。
複雑なターゲット抽出やシナリオの自動化など施策実行だけでなく、分析機能も充実しており、高いレベルの施策の実行〜検証までを限りなく少ない工数で実現することができる。
中小企業から大企業まで幅広く、CRMに力を入れたいが工数を割くことが難しい企業におすすめのツール。
<選ばれるポイント>
- シンプルで、マニュアルなしで直感的に操作できる。
- 鉄板シナリオだけでなく、セグメント機能やメッセージ配信自動化の柔軟性も高いと好評。
- AIにより、顧客一人ひとりに向けたレコメンド商品を高い精度で予測し、メッセージ配信やWEB表示に活用できる。
- 施策効果を確認できる基本的な分析機能に加え、より深い分析を行うために自由に指標とディメンション(分析軸)を設定してレポートを作成することができるBI機能もあり。
- Google Analyticsなど他のマーケティングツールとの連携も可能な拡張性。
- POSデータやコールセンターへの問い合わせなどのオフラインのデータとも連携可能。
- 導入前から導入後まで確実に成果をだすために専任のコンサルタントが伴走してくれる。
- データ統合/ターゲット抽出/配信の自動化/分析までCRMに必要な機能が全てそろっているので、MA/CRMはまったくの初めてのという方から、より高度なCRMをできるだけ工数をかけずに行いたいと考えている方まで幅広く対応できるツール。スモールスタートからはじめて、ビジネスの成長にあわせて施策を拡充していきたいと考えている方からも支持されている。
導入事例
LTV-Lab for futureshop
基本的な配信に加えて、LTVやRFMなどの分析に基づいたシナリオ設計機能が豊富。
基本的な施策に加えて、一歩踏み込んだ、分析に基づいた配信もしたい!という場合に選ばれるツールの一つ。またfutureshopユーザーも意識した新しい機能の開発や拡張のスピードも魅力。
費用対効果が高いから、続けられる・じっくり取り組むCRMが可能。まさに、中長期的な観点で施策を回し続けなくてはならないCRMのためのツールの一つ。
futureshop利用実績NO.1。futureshop利用店舗様に古くから支持され、利用店舗数が最も多いCRMツール。(※2023.01現在)
<選ばれるポイント>
- 導入企業平均のROASが564%という、費用対効果の高さが特長。
- 成果につながる鉄板リピート施策も標準設定。
過去の購入データを分析し、ボタン1つでシナリオを自動生成する「LTVシナリオ作成機能」を実装し、スタートアップからも利用しやすい。 - 同シリーズで、オムニチャネル・バックオフィス系のツールもリリースされているので、シリーズ内での連携や拡張性が確保されている。
- RFM分析など、多彩な分析機能からはじき出したセグメント配信も可能。
- 閲覧商品やお気に入り登録した商品、カートに入っている商品の在庫や価格値下げをお知らせするなど、購入履歴や顧客属性以外に、Webアクセスをトリガーとした配信も可能。
また、「futureRecommend2」連携で、レコメンド商品をメールの中に表示させることも可能。 - futureshopならではの機能として、商品毎に設定しているメイングループ(ブランド等)、サブグループ(カテゴリー等)の連携が可能であり、特定ブランドを購入したユーザーのみにメールを配信したり、グループごとに商品売上等の分析を行うことが可能。
- メール配信通数などの課金はなく、配信は無制限。LINE配信も可能。
メールを配信すればするほど費用対効果が良くなる仕組み。 - 比較的安価な上に、分析機能など、機能も充実しているので、CRMに本格的に力をいれていきたいと考えている方からも支持されている。
導入事例・過去セミナー紹介
【LTV-Lab for futureshop】CRMの成功事例 リピート売上1.2倍!珍味でリピート率・回転率も伸ばした“伍魚福”様
DATA CAST for futureshop
直感的に操作できる施策まわりの設定画面、施策からの売り上げを確認できるダッシュボードの見やすさに加え、担当のサービスアドバイザーコンサルタントが、やりたい施策や目標とする効果に向けて、配信内容やシナリオ作成まで、共に悩んで試行錯誤してくれる伴走力が魅力。導入済み店舗様からの評価も非常に高い。
相談しながら、0から施策を深めていきたい方にはおすすめ!
<選ばれるポイント>
- MAやCRMの取り組みがはじめてでも、シンプルな管理画面で、とにかく使いやすいのが特長。
- 導入済み店舗様事例において、実際に利用頻度の高い&効果の高いセグメント設定をあらかじめ用意したプリセット設定があるので、連携後すぐに配信開始可能。
- futureRecommend2やfutureCartRecoveryとの連携も可能で、レコメンドやかご落ち情報をもとにした配信が可能。
- デジタル施策で動きが無いユーザーには、郵送DMとかけ合わせた施策も行える。最小1通から発注可能で、管理画面内でデザインから発注、売上効果検証(QRコードの読み取りによる判定)まで完結できるのがうれしい。
- 顧客数に応じた、取り組みやすい価格設定も魅力。futureshopが連携しているサービスとしては、最安。
- futureshop利用店舗様の間でも、継続率が非常に高いツールの一つ。
【投資額は大きいが、オールインワン!】
できる限り多様なデータに基づく、多様な施策を、多様なチャネルで行うMA/CRMツールなら
レコメンド施策やかご落ち対策施策、サイト内検索、Web接客などの施策、さらにメール・LINE・SMS・アンケート配信と、ECサイトの販促活動やコミュニケーション手段として考えられるものは多くあります。
それらを縦横無人に組み合わせ、自社に最適な「行うべきCRM施策」をより多角的に展開したいと考えているという店舗様は、CRMに必要な機能がすべてそろっており、自社が持っているあらゆるデータを基にして施策を行えるオールインワンのツールはいかがでしょうか。
EC Intelligence for futureshop
オールインワンだからこそ、あらゆる施策で得られるデータをかけ合わせて、パーソナライズ力を最大限に高められる。
さらに、中規模以上のサイトでの運用に強く、数百単位のセグメントされたシナリオをスムーズに並行稼働させられる。
商品点数の多いアパレル・雑貨・コスメ・食品などの業界で、SKU単位で顧客に即した細かなCRMを実施したい店舗の導入が顕著。
<選ばれるポイント>
- レコメンドエンジンとメッセージング系機能が統合されているので、カゴ落ち、お気に入り、商品閲覧のみへのメールなど、自動化されたパーソナライズ施策を行いやすい。
- サイト内検索エンジンとレコメンドエンジンが統合されているので、顧客が興味を持った特定の商品を軸に、メルマガを簡単にパーソナライゼーションできる。
- サイト内検索やチャットボット、その他のWeb接客機能で得られたデータを基にした精度の高いシナリオやセグメントを設定できる点も、オールインワンならでは。
- 顧客のセグメントは無制限。ブラウザプッシュも可能。取り込んだデータを分析するBI機能。
- データ量が多くなった際でも、管理画面の軽さが特長。
- オールインワンなツールの中では、比較的安価。
- ECビジネスのことを理解した担当者の、レスポンスの早いサポート体制も定評。
- 非常に多くの機能が一つのツールに詰まっているので、マンパワーや予算が限られても、数多くの施策を次々実現できると評価されている。
うちでのこづち
また、15年以上の実績から単品以外の食品やファッション系の企業の支援や、まるっと運用も任せられるプランまで、支援の幅も広く、これからCRMを行いたい企業に対する人的フォローアップも充実している。
<選ばれるポイント>
- EC特化のシナリオ設計がオートメーション化されている。
- 分析の基本、見るべき指標が非常に分かりやすいと好評。
- 多彩で、深堀できる分析機能からはじき出したシナリオタイミングでの配信も可能。
- ECサイトの他にモール・実店舗・基幹システムなど、複数システムにわたるデータを統合し、配信に活用できる。
- 定期商材の継続率や解約率の分析など、定期に特化した分析機能もある。
- 顧客ステータスを特定し、他のWebサイトを回遊している顧客に、ディスプレイ広告で訴求できる。
- 800社2500億円の流通をサポートして蓄積された、CRMの知見に基づく有償のコンサルタントがついてくれる。
- サポートサイトが充実しているので、困ったときにいつでも閲覧できる。
- CRMのノウハウや他社事例などの勉強会や情報の提供が充実している。
カスタマーリングス
顧客管理から分析・施策まで1ツールで展開できる。
導入時の垂直立ち上げをご支援するオンボーディング支援や日々の勉強会で知識のアップデートができるのも魅力。
すでにリピート施策を意識し取り組んでいるが、新たにCRM/MAツールの導入検討されている方、現在実施している施策の改善にお悩みの方におすすめのツールです。
<選ばれるポイント>
- 様々な顧客データを統合し、分析、セグメント、アクション、管理までノーコードで実行できる。
- 多彩な分析機能を実装しており、深い顧客分析をすぐにはじめられる。加えて、クリック操作でいつでもデータを見ることができるので、分析工数を圧倒的に削減できる。新たな施策のアイデアにつながりやすい顧客分析が可能。
- 配信設計はシナリオマップで視覚的に作成できるので、複雑なシナリオも見たまま作成可能。
- ECサイトに訪問中の顧客にポップアップを出す、閲覧情報をもとにメール配信するなどのWebアクセスをトリガーとする施策も可能。
- RFM分析やバスケット分析など、多彩な分析機能からはじき出したセグメント配信も可能。
- 分析結果は、該当顧客についてドリルダウンで深堀ができるので、顧客理解に基づいた内容の配信施策を立てやすいとの評価も。
- futureshop利用者様が多いツールの一つ。
b-dash
自社ECサイトの他に、モール店舗やアプリ、実店舗もお持ちで、さらには基幹システムも別、など、データをバラバラなフォーマットで保持している場合、施策を行う前のデータ準備作業に、かなりの時間がとられてしまうのが通常です。
こうした場合に、b-dashのSQL不要・ノーコード、GUI(※)操作で完結できるデータ統合機能(CDP)は最大の魅力!施策や分析に必要なデータ統合、準備作業が簡単かつスピーディーに完了し、オムニチャネルでの複合的なCRM施策を迅速に展開できます。
機能的には、F2転換施策、休眠顧客引き上げ施策から、アプリPush・Web接客などの機能、分析(RFM分析、購買傾向分析など)まで、ECサイト単体運営の店舗様からも支持される機能が全てそろっている。充実したシナリオテンプレートやフレンドリーで使いやすい管理画面も評価が高い。
直近、futureshopでの導入店舗数が非常に伸びており、CDPを保持されているが故に、EC単体だけでなく、店舗やアプリなどを持たれている企業からの導入ケースも多い。
(※GUIとは:グラフィカルユーザインターフェースの略。マウスやタッチパネルで操作ができる画面のことを指す。)
<選ばれるポイント>
- 管理画面は、フレンドリーなビジュアルで、分かりやすいと評判。
- 配信設計はシナリオマップで視覚的に作成できるので、複雑なシナリオも見たまま作成可能。
- EC業種に特化した充実した施策テンプレートが初期設定されているのもありがたい。
- 閲覧商品やお気に入り登録した商品の在庫を、お知らせするなど、購入履歴や顧客属性以外に、Webアクセスをトリガーとした配信も可能なのが魅力。
- RFM分析など、多彩な分析機能からはじき出したセグメント配信も可能。
- 「オンボーディングプログラム」という累計500社以上の導入実績より導き出した、EC向けのベストプラクティス施策と分析の実現環境、をb→dash側で構築するプログラムが用意されている。
- futureshop omni-channelご利用の場合や、OMOでの拡販を目指している場合にも、ECと実店舗のデータを統合した高度な施策と分析を行える点で、店舗からの評価が高い。
導入事例
futureshop連携で実現する。EC売上向上と工数の大幅削減
導入後2ヶ月で100の施策や分析の実施を可能にする秘密とは
futurshopご利用店舗様なら、ご相談は無料!
futureshopで連携できるMA/CRMツールの特長的な点と、導入店舗様からよく聞くお声をまとめましたが、参考になりましたでしょうか?
まずは「実現したいCRM施策」のために「ツールでできること」に優先順位をつけるなどで検討してみてください。
futureshopでは、「自社ECの状況に最も適切なのはどのツールなのか」、外部連携ツールの選定についての相談も無料で承っております。
CRMのご相談に関しては、前談でも申し上げましたが、CRM一筋20年以上、CRMに魅入られた申し子のような担当者が、分かりやすく解説させていただきます。
【参考】futureshopが提供するreports機能。
「どんなCRM施策をすべきか」を考える時に、見るべきデータが全部そろっていると、ご存じでしたか?
※コマースクリエイター利用店舗のみ
「行うべきCRM施策のビジョンをはっきり持ってからツールを選ぶ」といっても、何をすべきか、自社の現状はどうなのか、何も判断材料がなければ、検討のしようがないですよね。
そこで、futuershopが提供するrepors機能を使ってみてください。
リピート転換率や、自社の顧客層の分布がどうなっているか、リピーターの割合はどの程度なのか、リピート転換率は業界平均的にどうなのか、などをワンクリックで確認できる画面がそろっています。
一例を紹介します。
「リピート転換率」レポート
F2〜F5のリピート転換率や顧客数の推移を見られます。
業界平均の「F2転換率分布」レポート
商品のカテゴリ毎(業界毎)に、F2転換率の店舗数の分布を見られます。(futureshop利用店舗による統計)
自社の状況はマーカーで表示されるので、平均と比べて高いのか、低いのかを確認できます。
次の施策を考える際の目標値としても参考にしていただけます。
もちろん本記事でご紹介したツール導入前後を比較し、昨対を確認したり、中長期的に顧客層がどう変化したかなどの、成果を確認するためにもご利用いただけます。
コマースクリエイター利用店舗様なら無料でご確認いただけますので、ツール選びの前にもぜひご活用ください!
[futureshop利用店舗様向け]reports機能活用セミナーも無料で開催!
本reports機能を利用したセミナーも随時開催しています。
講師は…そう、あの、CRMの申し子です。
一目会いたい!という方も、ふるってご参加ください。
futureshopに蓄積されたデータを分析して データドリブンマーケティングを実現する!
futureshopレポート機能「reports β版」徹底活用