自社ECサイトを運営する中で、最も重要なことの一つが、Google やFacebook等の大手プラットフォーマーの最新の機能を把握し、使いこなすことで、集客を効率的に行っていくことです。
難易度の高い自社EC集客だからこそ、各プラットフォーマーの思想と方向性を理解した上で、提供される機能を最大限活用し、効率的にユーザー獲得につなげていくことが重要になります。
各プラットフォーマーは、新型コロナウイルスの感染拡大で世界的にECの普及が進む中、EC事業者向けの支援施策を拡充しています。
特に中小企業向けの支援拡大に注力していて、Facebookは「Facebookショップ」の公開等を行っています。
そのような中、2020年10月16日より、 Google から公開されたのが、検索結果に表示されるショッピング タブに無料で商品を掲載できる「Google ショッピング タブの無料リスティング」です。
「Google ショッピング タブの無料リスティング」での商品掲載には、「Google 掲載」への対応が必要となります。
今回は、この「Google 掲載」の概要や利用方法、おすすめの Google 活用法についてお伝えいたします!
目次
Google の新機能「Google 掲載」とは?
Google 掲載(英名 : Surfaces across Google )は、
Google 検索、Google 画像検索、Google ショッピングタブなどの Google サービス上に、販売している商品を無料で掲載することができるようになるプログラムです。
※有料でのGoogle ショッピング広告の掲載枠も引き続き存在します。
2020年10月時点では、Google 検索結果のうち、「ショッピング」タブにおいて、無料の商品掲載枠が追加されるようになりました。
多くの事業者様は、自社サイトを、Google Search Console (グーグルサーチコンソール)を通じて、検索結果上で無料で表示できるように設定されているかと思いますが、同様に、商品も検索結果上に表示ができるようになります。
従来、Google 検索結果に商品を掲載するためには、有料のGoogle ショッピング広告を使用する必要がありました。
一方で、消費者がオンラインで商品を検索することはますます一般的になり、多くのニーズがGoogle 上で検索されるようになっています。
Google としては、Google 上で商品を探す多くのユーザーと、商品提供者がマッチングする機会を増やすことを常に考えており、Google ショッピング広告は、数年以内に一部無料で提供されるようになると発表していました。
しかし、2020年の新型コロナウイルスの流行によって、大きな変化が発生しました。実店舗での販売は制約され、全世界でECの需要が急拡大しました。
また、資金繰りが悪化し、広告を出稿したくてもできない中小の事業者が全世界で増加しました。
そのため、Google は、この「Google 掲載」のプログラムを、2020年のタイミングでリリースするに至ったと考えられます。
Google ショッピング広告は不要になるのか?
「Google掲載」の登場によって気になるのが、既存の「Google ショッピング広告」が今後どうなるのか?という点です。
結論としては、「Google ショッピング広告はなくならず、むしろ戦略的な活用がより重要になる」と考えられます。
例えば、Google 検索結果の「すべて」のタブに商品を掲載することは、Google ショッピング広告でしか行なえません。
「ショッピング」タブでも、無料枠より優先して広告が表示される状態となります。
そのため、どのような形でGoogle 上に商品を掲載するのかは、自分たちの予算規模等によって選択することができるようになり、その選択について店舗様で、適宜判断する必要が発生すると考えられます。
「Google 掲載」の始め方
では、どのようにして始めることができるのでしょうか?
必要な作業は、下記4つになります。
- Google Merchant Centerのアカウントを開設する
- Google Site Verificationタグを設置して、Google Merchant CenterでECサイトを認証する
- Googleが求める商品データ(データフィード)をGoogle Merchant Centerに送信し、審査を行う
- Google Merchant Center上で、「Google 掲載」のプログラムを有効にし、審査を通過させる
通常のSEO対策と異なるのは、ただサイトを運営していても、Google 上に商品は掲載されず、Google Merchant Centerの管理が必須となることです。
店舗様にとっては、さらに管理する場所が増えて大変になってきます。
このGoogle Merchant Centerの管理方法として、下記3つがあります。
- futureshopのGoogle ショッピング連携機能を使用する
- ご自身でGoogle Merchant Centerを開設し、管理する
- EC Boosterのフリープランを使用する
Google Merchant Centerの管理では
- 定期的に商品データの更新を行わなければいけない
- 商品の審査状況を確認し、必要な商品データの修正を行わなければいけない
上記のことから、とても難易度が高いものでもあるので、ご自身が現実的に対応できる範囲を見極めて、管理方法を選ぶ必要があります。
Google 商品掲載・自動運用サービス「EC Booster」とは?
「EC Booster」は、「Google 掲載」での無料の商品掲載や、Google ショッピング広告の運用を自動で行う自社EC集客サービスです。
futureshopとシステム連携することで、Google の検索結果画面に画像付きで自社商品を訴求することが可能となります。
さらに、商品出稿ステータスの自動通知や改善アドバイス機能により、EC事業者様の商品データ改善や売上拡大に貢献します。
futureshopでのご利用事例も多数ありますので、ぜひご活用ください。
EC Boosterの始め方
まずはEC Boosterの初期設定を進めましょう!
簡単3ステップ、所用時間5分~10分程度で掲載のための設定が完了します。
◆ステップ 2: Google での審査
EC Boosterの初期設定が完了後、Google 側での掲載審査が行われます。
Google が規定する商品掲載のポリシーに沿った商品でない場合は掲載が出来ないケースもありますが、通常は3~5営業日程度で審査は完了します。
◆ステップ 3: Google へ掲載!
無事、Google の審査に通過をしたらGoogle 上で自社商品が掲載されます。
EC Booster管理画面上から掲載結果(表示回数やクリック数)がご確認いただけます。
▼ EC Booster 導入 Google ショッピング広告の成功事例インタビューはこちらから
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