日本語の自社ECサイトで越境ECが可能!タグ設置のみ、Buyee Connectの活用事例
- 2022.05.272024.01.30
日本語の自社ECサイトにタグを設置するだけで、海外専用のカートを開設できるサービス「Buyee Connect」。初期投資を抑え、ECサイトの運用フローを大きく変えることなく、越境ECに参入することが可能です。
SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」で構築したECサイトにBuyee Connectを導入し、越境ECに取り組んでいる、がま口のネットショップ「AYANOKOJI」様に、導入を決めた理由や越境ECの販売実績などを伺いました。
目次
Buyee Connectとは?
日本国内で運営している自社ECサイトにタグ1行を設置するだけで、海外専用カート(Buyee Connectのカート画面)を開設することができるサービスです。
Buyee Connectを導入したECサイトに海外ユーザー(海外IPアドレスのユーザー)がアクセスすると、英語や中国語など10種類の言語に対応した海外専用カートが表示されます。言語は日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・インドネシア語・タイ語・韓国語・スペイン語・ドイツ語・ロシア語から選択することができます。
海外ユーザーが海外専用カートで商品の購入・決済の手続きを行うと、その情報がBuyee Connect側に送られ、Buyee Connectの運営スタッフがECサイトで商品を代理購入します。EC事業者は商品をBuyee Connectの国内倉庫へ向けて発送。その後の海外発送の手続きや、海外ユーザーからの問い合わせ対応などはBuyeeConnectのスタッフが代行します。
なお、決済手段は国際クレジットカードブランドのほか、海外では主流のPayPal、Alipay、銀聯クレジットカードなども利用が可能です。
Buyee Connectを導入して越境ECに取り組んでいる「AYANOKOJI」様
「AYANOKOJI」様は現代のライフスタイルに合わせて様々なシーンで活躍する「がま口」を制作・販売するオンラインショップです。熟練職人の技術やこだわりが詰まった商品は、オンオフを選ばずデイリーに使用できる頼もしい一品ばかり。人の手が生み出す温もりや個性を大切にひとつひとつ製作し、これまで培ってきた技術と感性を最大限に活かし、唯一無二の価値あるものづくりを目指しています。
Buyee Connect 導入のポイント
越境ECをはじめようと考えた背景
- 元々、コロナ前のインバウンド消費で海外のお客様の需要の高さを把握しており、帰国後も海外から商品を購入いただけるようにするため
- コロナ禍で物理的に訪日が難しくなってしまい、海外へ販路を広げるため越境ECの導入を検討した
実際に開始してからの反響や感想
- 以前利用していたサービスと比較して売上が伸長している。インボイスなどの書類を用意して出荷作業を行う必要もなく、サイトにタグを埋め込むだけで多言語に対応できるので便利。国内でのサイト運営と業務フローが変わらず、海外へ販路が拡大しても対応可能な点が魅力
導入担当者様の声:秀和株式会社 松井様
「越境ECのプロモーションはスモールスタートしやすい海外マーケティングデータを活用し、facebook広告やRED運用で売上を伸ばす」
AYANOKOJIは京都の一つの店舗から始まり、現在は店舗数を増やし全国で観光客をはじめとした多くのお客様にご利用いただいています。本格的に海外販売を考え始めた当初はサイトが海外対応できておらず、英語化・他言語化を進めている中でBuyee Connectの紹介を受けました。
Buyee Connect導入後、購買国や層を把握できるマーケティングレポートをいただきました。購入数が多かった台湾エリア、香港エリア、シンガポールに向けてfacebook広告を配信したところ、当時販売していたコラボ商品の反響もあり、売上が2倍になりました。かかった広告費は約2万で、マーケティングデータを活用し、広告運用も自社で行い、少ないコストで成果を最大化できるように試行錯誤しています。中国のSNSのREDも自社で運用し、アカウント開設後1か月で購入したいとお問い合わせをいただくようになり、フォロワー数は開始10か月の2022年2月時点で580名と順調に増えています。
Facebook広告やREDなど海外向けプロモーションはまだまだトライ&エラーを繰り返しているところですが、まずはAYANOKOJIを海外の方に知っていただきたいです。まずは知ってもらって、その結果買いたいと思ってもらう、その瞬間に商品が購入できるようにBuyee Connectで海外販売環境を用意しています。
日本企業の海外販売を支援する「Buyee」 言語・決済・物流の3つの壁を解消
tenso株式会社が運営している「Buyee」は、日本企業の越境ECサポートサービスです。海外販売の障壁となる「言語」「決済」「物流」の問題を解消し、サービス利用料も0円から対応可能です。Buyeeを導入することで、一括で世界118ヶ国/地域に販売できます。
さらに、2020年より新サービス「Buyee Connect」を提供開始し、タグ設置のみで自社のECサイト上に海外専用カートを開設することができ、より手軽に越境ECがスタートできるようになりました。BEENOSグループは越境EC黎明期である2008年より海外転送サービスである「転送コム」事業を開始し、海外発送オペレーションやグローバルなカスタマーサポートなど独自のノウハウを培ってまいりました。海外への販売環境の構築に留まらずユーザー獲得や集客支援も提供しており、手厚い海外販売支援が評価され、2,700以上の国内ECサイトの海外進出のサポート実績があります。
なお、海外のお客様からは、配送手段や決済手段が多様であること、アメリカや中国、台湾エリア向けの独自物流構築による国際配送料の安さ、複数のサイトで購入した商品でも同梱できることなど高いサービスレベルが好評で、現在会員数は330万人以上に上ります。さらに、出店企業と公式で連携していること、10言語に及ぶカスタマー対応など安心のサポート体制で、リピーターも多いサービスです。
▶︎「Buyee 」「Buyee Connect」に関するお問い合わせはこちら
Mail:bcr_sales@beenos.com
問い合わせフォーム:https://beecruise.co.jp/inquiry/
▶︎SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」のオプション機能として「Buyee Connect」を導入することが可能です。